うつ病日記0526

前置き

わたしは2025年2月に重度のうつ病と診断されて，4月に突然休職しました。
今は週に1度，精神科と心療内科でのカウンセリングを受けながら服薬を続けている一患者です。

薬を説明する側だったわたしが，患者当事者になって色々考えるようになりました。
また，飲んでいる薬に対しても印象が変わったり，説明に加えた方がいいな，これを確認したら良かったなと反省する部分も見えてきました。

うつ病当事者でありながら薬剤師のわたしだから伝えられる
思ったこと，感じていることを，これから日記という形でブログにアップしたいと思います。

考えすぎないように文字は少なめに。

ただのなんてことない日記になるかもしれません。

だけど，そこにはわたしがいて，あなたがいる。

もしうつ病などの精神疾患で孤独感や不安感を感じている人がいたら
「そこにいていい」と伝えたいです。

わたしは重症時とにかく頭の中が否定でいっぱいでした。
そして不安も強くて何かに縛られていました。
休んではいけない。誰が子供を守るのか。家を守るのか。
わたしが休んだら会社は，家族は，わたしは，どうなってしまうのか，と。

同じような方がいたら聞いてください。
それは「否定する言葉で埋め尽くされそうになる」のは病気になってしまった脳がそう思わせているからです。

「大丈夫，そこにいていい」
「大丈夫，休んでいい」
「サボりじゃない」

お金のことは未だ不安がありますが，マイナスからのスタートでも
できる範囲で，無理なく生活してます。

今日のわたし

わたしは今日，何かをしなけれならない衝動に駆られていました。
そわそわしていて，何となく不安。
漠然としていますが何かを成し遂げなければという気持ちがありました。

けれど何も思いつかない。

洗濯，洗濯機に入れるのが億劫。

食事，何も食べたくない。食べたいものが思いつかない。

掃除，かろうじて箒でかき集めたけれど何故かちりとりで捨てられない。

仕事，ない。

わたし，何しているんだろう。

家にも誰もいない。

猫がいる。猫を見る。

だんだん不安になってきて，頓服のロフラゼプ（メイラックス）とエチゾラム（デパス）を飲んだ。

寝室にいって横になって
Youtubeを見た。面白いと感じられない。興味が湧かない。

そういえば，昨日娘がわたあめが食べたいと言っていた気がする。

そうだ，わたあめを『娘のために』買いに行こう。

ブログを書く場所も変えて見よう。

対象者をわたしではなく，娘にしたこと。
そして場所を自宅から公衆の場（ヘッドホンつき）に変えたことで
気分はだいぶ楽になりました。

小さいことでも，誰かのために何かをやれた。

それが今日のわたしの安心につながりました。

もし同じように悩んでいる方がいたら
場所を変えてみたり，ちょっと外の空気を吸ったり，わたしを誰かに置き換えてみると
少しだけ、楽になるかもしれません。